1月7日 絵日記
新しい年が始まりました。今年もどうぞよろしくお願いします!
年が明ける、夜が明ける、梅雨が明ける、、「明ける」という言葉は新たな一歩を踏み出す前向きな響きです。
今年はどんな1年になるのか思いをめぐらすけれど、どうなることやら。年々月日の経つのが早く感じているので、一日一日大切にしようと、ごくごく当たり前のことを思うばかりです。本当はどうありたいのか、明確に意識した方がいいのかもしれませんが。
漠然としている先のことを想うこの時期、新しい一歩のきっかけやヒントを、自分の過去に探しています。人生の岐路に立ったり、何かを創造したり、他にも色々な場面で自分を振り返り、じぶんのルーツのようなものを考えてみることもあるかもしれません。
小学生の頃、小1から高学年になるまでほぼ毎日、絵日記をつけていました。その日の出来事、見た景色、感じたこと、時には詩まで、イラストと共にスケッチブックにしるしていました。私の大切な宝物です。
ペラペラめくってみると、全く憶えていない出来事や、こんな小さなことに敏感に感情が反応していたのかとか、こんなにも両親や友人の温かさに接していた毎日だったのかとか、過去の自分ではあるけれど他の人の日常を見ているような、新鮮な気持ちになります。くだらないことから、今ではもう忘れてしまった大切な感情まで、私ってこんな子だったなぁとじわじわ思い出しています。
未来へのヒントをそう簡単に見つけることはできませんが、この新鮮な発見が今後の自分の何かに無意識のうちにでも繋がっていくことを期待して。とりあえず、今年も心身ともに健やかに、少しでも誰かの役に立てるような毎日を送れればと思います。