４月３０日　展示中

ゴールデンウィークに入りました。この時季は一年で最も心地よい気候ではないでしょうか。

doudouさんで、葉山芸術祭企画展の展示が始まっています。今回はHOBOとしての出展です。布ばかりでなく、綿繰り機や綿打ちの弓、糸車・チャルカなど、ワタから糸になるまでに必要な道具類（年代ものではないですが、民俗博物館にあるような、珍しい道具！）もたくさん展示しています。また、和綿についての説明や、布になるまでの工程なども、パネルにして展示していますので、織りに興味のあるかたにも楽しんでいただけるかと思います。
わたね市での開放的な野外のイベントとはまた違った趣きです。

でもどちらにしても、見てくださる人と直接お話しできるのは、私にとってとても貴重な機会。客観的な視点、素直な感想をいただける大切な時間です。私が理解していることはできる限りお伝えしたり、逆に目から鱗の新しいことをお聞きしたり、何気ないおしゃべりでもそのやりとりを無駄にしないように、と思います。

が、、話下手な私、どれくらいわかりやすく伝えられるか、またどこまで熱く語っていいものか、お客さまの関心度にもよるけれど、いやいやそんなお客さまにどこまで感心を持っていただけるのか、押すところと引くところの見極めというか、あぁ、上手に話すことができない自分がもどかしく、魅力的に話せる人が羨ましい。ただ、まずはもっと誠実に丁寧に話すことを心がけねばと反省中です。

何かが大きく広がっていく過程で、人の縁や繋がりって大切だと実感します。ひとつの行動が繋がって、思いがけない広がりをみせていく不思議。ひとりでできることはどうしても限度があるけれど、輪が大きくなっていくことで何かが生み出されることもあり、新しい扉が開くこともあり、、。

あと３日間、今週末の展示になります。また素敵な出会いがありますように。